京都・NHK・ESS Newsletter (June 2002)
by H.Sakurai


▼Contents

   □ 宇宙に思いをはせて

   □ Practice : 6月の報告と7月の予定

   □ 6月の出席状況とNew Comer

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七月七日は七夕ですね。ふと夜空を見上げて、宇宙に思いをめぐらせたくなりました。そういえば、先週の英会話のテーマも”Space Exploration”(宇宙開発)でしたよね。そこで、今回は宇宙についてちょっとお話を…。

人類が初めて月面に第一歩を記したとき(July 20, 1969)、アポロ11号(APOLLO 11)のCaptain Neil A. Armstrong の第一声は、
◆That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
 (これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である)

この言葉は、NASAとの会話の間に入る「ピー」という独特の通信音とともに、生中継・同時通訳で全世界に衛星放送され、世界中が熱狂しました。
当時、校長先生のお話など、あちこちで、この言葉が引用されたものです。
大阪万博(1970)では、アメリカ館で”月の石”が展示され、大行列でした。

これより1年前(1968)、SF映画最大の傑作と言われる”2001年宇宙の旅”(2001: A Space Odyssey)が公開されています。公開当時のStanley Kubric監督のコメントを紹介しましょう。
◆Those who won't believe their eyes won't be able to appreciate this film.
(自分の目を信じない人は、この映画を鑑賞できないであろう)

さて、当時のSF TVシリーズと言えば、なんと言っても”Star Trek”でしょう。
邦題は”宇宙大作戦”でした(トホホ)。当時ヒットしていた”スパイ大作戦”(Mission Impossible)にあやかろうという魂胆が見え見えですね。
そのオープニングにいつも流れる口上をご紹介します。
◆Space, the final frontier. These are the voyages of the starship Enterprise. It's five year mission : to explore strange new worlds; to seek out new life and new civilizations; to go where no man has gone before.
(宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。そこには新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは5年間の捜査飛行に 飛び立った宇宙船USSエンタープライズの脅威に満ちた物語である)

原文と日本語訳がかなり違っていますね。(私の記憶が一部違っているかもしれませんが…)。当時のTVシリーズは必ずこういった前口上が入りました。Superman しかり、逃亡者(The Fugitive)しかり。これらは、またの機会に。

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◆6月のプラクティス報告
・6/1 (Staff )   :What's new? (Short speech)
・6/8(T.Mori)   :Who am I? (Quiz)
・6/15(Noguchi)   :Drama (Making script & playing)
・6/22(Morimoto) :New world (Debate)
・6/29(A.Tabata) :Gamble(Discussion)

◆7月のプラクティス
Staff(7/6)、Ogawa(7/13)、Yamao(7/20)、の予定です。

詳細は、ESSのホームページ(こちら)でご確認ください。

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◆6月の出席状況とNew Comer
・6/1 : 17名 うちNew Comer 4名
・6/8 : 27名 うちNew Comer 3名
・6/15: 20名 うちNew Comer 2名
・6/22: 18名 うちNew Comer なし
・6/29: 22名 うちNew Comer 2名

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以上です。

           A little language goes a long way !

(2002/7/1発行)