ESS京都の皆様
今年の冬はずいぶん長く居座っていたかと思うと、あっという間に初夏のような日差しとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。早くも4月のニュースレターを配信する時期です。
【4月7日】
プラクティス: 青谷美帆子様 Oral Communication, "Hobbies"
参加者: 44名
New Comers: 岸上浩孝様、森川裕貴様
【4月14日】
プラクティス: 谷原悠子様 English Composition, “Let's exercise English composition!”
参加者: 35名
New Comer: 村田揚成様
【4月21日】
プラクティス: 酒井浩一様 Discussion, ”Achievements & New Ideas”
参加者: 41名
New Comers: 荒川亜紀様、北井とき子様、出雲順平様、村上真佑美様
【4月28日】
プラクティス: 岩井盛一郎様 Quiz and Presentation, “Guess whose words and speeches”
参加者: 45名
New Comers: 西村佳代子様、原田広之様、樫本直記様
≪TOPICS≫
突然ですが2012年5月21日、一体何の日かお分かりでしょうか。1か月を切って次第にマスコミにも取り上げられるようになってきましたね。そうです、日本で「金環日食(きんかんにっしょく)」が観測できるそうですよ。
まず「日食」とは…簡単に言いますと、月が太陽と地球との間に来て太陽光線をさえぎる天文現象のことです。最近の日食に関するニュースを少しさかのぼりますと、2009年7月22日に沖縄地方の限られた地域で皆既日食が観測できるということが話題になりました。同日はこちら京都でも部分日食が観測されましたので、足を止めて空を見上げた方も多かったことと思います。
このような部分日食は観測することが比較的容易ですが、「皆既日食」や「金環日食」となると限られた回数で且つ大変狭い範囲でしか観測することができないため、非常に珍しい現象と言われます。但し「皆既日食」とは異なりますので、今回はコロナやプロミネンスが見えたり星が見えるほどに暗くなったりはしません。「金環日食」とは太陽がドーナツ状に見え、曇りのお天気のようにあたりが薄暗くなる様子を観察することができるそうです。
京都市内で食の最大を観測できるのは午前7時30分。そう、超多忙な時間帯なのです!1分1秒が貴重な月曜日の朝に天体観察だなんて…時間が勿体ない!少し残念な気分です。
しかし、見切るのは早いです。日本の陸地に限ると次に「金環日食」が観測できるのは2030年6月1日、北海道地方のみだそうですよ。今回を逃すと18年後、しかも北海道ですって!それを聞くと、非常に珍しい現象と言われる「金環日食」、せっかく京都でも観測できる絶好の機会ですので見てみたい気になりませんか。
通勤・通学の合間、朝食をとっている間、普段の生活の間に当日はちょっと空を見上げてみてください。ほんの数秒間で結構です。すると、私たちが些細なことで気を取られて時間を費やしている間も、休暇のひと時をのんびり過ごしている間も、時は絶え間なく流れていることが目の当たりにして見えます。往古から、そしてこれから先もずっと、宇宙では変わらず一定のスピードで時が刻み続けられていることを実感していただけることと思います。
時は流れます。一定に、刻々と。
ESS京都は今年、50周年という節目を迎えます。これも一刻々々の時が積み重なった証と言えるでしょう。その流れる時間の中で偶然にもここ京都ESSで巡り合えた人達との繋がりを、これからも大切にしていきたいものです。
さあ皆さん、5月もいつもの場所で楽しく英語の勉強をしましょう!皆さんのご参加をお待ちしております。
【3 Key-Words from News Letter of this month】
1. 金環日食: Annular Eclipse
2. 天文学的現象: astronomical phenomenon
3. (自然環境を)観測する: observe
ESS京都 スタッフ
小寺裕子